＜技術豆知識＞
HIDクラス対応デバイスとは？

HID (Human Interface Device) クラス対応デバイスとは、キーボードやマウスなど、パソコンと
人間との間で情報をやり取りするときに使用する周辺機器で、USB Implementers Forum,Inc.が
定めるHIDクラスに対応した機器のことです。

通常、USBデバイス（キーボードやマウスなど）をパソコンに接続する際にはUSBデバイスに
対応したデバイスドライバ(※1)を同時にインストールする必要があります。

　※1「デバイスドライバ」とはパソコンと、接続する入力機器との橋渡しをする役目
　　　のソフトウエアです。

Windows（R）では接続するUSBデバイスがHIDクラスに対応したデバイスの場合、
Windows（R）に標準で実装されているデバイスドライバを利用することができ、
専用のデバイスドライバをインストールしなくても制御が可能です。

■USB　HIDクラスデバイスに対応している製品については、以下をご参照ください。

　・USB制御マルチ力ラー表示灯　NE-USBシリーズ

　　　※ソフトウェアライブラリ（DLL）の使用で、より簡単にプログラムの構築が可能です。
　　　※Windows（R）以外で、HIDクラスに対応したデバイスドライバが実装されていないOSでは
　　　　プロトコル仕様に則った制御も可能です。