緊急時は助手席の隊員も地図を見るほかにいろいろやることがあります。そういった状況において、ボタンだけで簡単に音声が変えられることや手袋をはめた状態でも確実に操作できるなど、操作性が良いのはとても安心です。また、赤色灯は明るければ良いというものでもなく、強い光で目がくらんだり、夜の出動で連なって走るときなど、前の車両の光が強すぎると目がおかしくなってくるので、減光したり後部フラッシュをカットできるのはとてもありがたいです。消防車は、消防士にとっての顔でもあると思います。市民が消防車を街で見かけたとき、ああ消防士が働いているのだな、自分たちや街を守ってくれているのだなと意識してもらえることも大事だと思っています。