何事もチャレンジ!それが成長につながる!

生産技術 2020年入社

どんなお仕事?
私は生産技術業務の中でも主に製品の組み立てを補助する治具や検査する設備を設計・製作しています。新製品を開発する初期の段階から関係部門と連携して、生産しやすい製品構造となるよう協議していきます。その後、製品構造や機能の理解を深め、必要となる治具や検査設備の構想をしていきます。治具であれば使用する生産部門と協議を行い、作業性を考慮した仕様にします。また、検査設備であれば製品品質を担保する為の検査項目を設計部門や品質部門と協議を行い、適正な検査ができる仕様にします。仕様が決定したら設計に進みます。設計では仕様を満たすことはもちろん、作業者が誤った使い方ができないようなポカヨケなども考慮して設計をします。また、耐久性やメンテナンス性にも気を付けています。こうして製作された治具や検査設備を生産工程に導入しています。

どこにやりがいを感じますか?
自分が製作した治具や検査設備が生産工程で安定して稼働していることを確認できると、ホッと安堵する気持ちと同時に大きな達成感を感じます。新製品は予め発売日が決まっています。その日に向け、限られた期間の中で生産工程へ導入するというプレッシャーはありますが、先輩方も優しくフォローしてくれます。本当に頼りになる存在だと感じています。また、世の中の変化のスピードが速くなっている中、生産技術に求められる技術もどんどんと変化しています。積極的に新しい技術を身に付けながら、その技術を使って何か具現化できた時には、自分自身の成長とやりがいを感じます。若手メンバーも自由に発言でき、積極的に何に対してもチャレンジできる職場環境であり、高いモチベーションで仕事ができています。

ここだけの失敗談を教えてください
検査設備が完成し、いざ動作確認をしようと電源をONにしたところ、煙が上がるのと同時に中の機器が破損しました。
っえ!?何が起きたのだ!?どうしよう…
恐る恐る中を開けてみると、配線が間違っていることに気づきました。
この時は本当に焦りました。
様々なことが頭の中を駆け巡ったのを覚えています。
とは言えこのままでは何も進まないので、先輩に報告したところ「失敗は誰にでもある!その後のフォローと同じ失敗を繰り返さないことが大事!」と言われました。その時は先輩方のフォローもあり、期限内で完成させることができましたが、同じ失敗を繰り返さないように、完成までに段階的にチェックするようにしています。

学生の皆さんへのメッセージ
どんな事でもいいので学生時代に様々なことにチャレンジしてください。そうすることで視野が広がり選択肢を増やすことができます。
私自身もたくさんのチャレンジから経験を積み重ねた結果、その中で将来自分は何がしたいだろうと考えることができました。経験したことは決して無駄にはなりません。きっとどこかで役立つ日がくるはずです。
その経験をパトライトで活かせていただけると嬉しいです!

ある1日のスケジュール

  • 08:45

    出社
    パソコンを立ち上げ、メールのチェックとその日にやるべきことを再確認

    (JR「新三田駅」から三田工場まで会社の送迎バス(無料)があります。
    車内は冷暖房が完備されていますので、天候や気温を気にせず出社できます。)
  • 09:00

    朝礼
    生産技術部門全員揃っての挨拶、連絡事項の確認・報告
  • 09:10

    新製品に必要な治具・検査設備の構想・設計
    必要な仕様を満たすことはもちろん、使う方の作業性も考慮しながら設計・製作をしています。
  • 13:00

    昼休憩
    同期の社員と一緒に昼食
    昼食後は休憩スペースでネットを見るなど、リラックスして過ごしています。

    (三田工場には社員食堂があり、おいしい定食を食べることができます。)
  • 13:45

    生産工程の改善
    稼働している生産工程での課題に対して改善を行っています。
    新しい技術の導入など、生産工程がより良くなるよう取り組んでいます。
  • 16:00

    ミーティング
    業務状況の確認や課題共有
    同じ案件を分業して取り組むこともあります。
    お互いに情報共有をしながら、上手く進行できるようにしています。
  • 18:15

    退社
    一日の業務を振り返り、抱えている業務の進捗状況を整理します。
    また、明日の予定も確認して退社します。
    生産技術は長い期間をかけて取り組む業務も多い為、
    先のゴールに向けた進捗確認は重要です。